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目砂の話
 
 チョロチョロ肥料を上げて、チョロチョロ伸ばすので、目砂の頻度は相当落とせます。サッチの集積もゆっくりなので、サッチコントロールの意味での頻繁な目砂の必要性が低くなります。
 
 更新作業のあとの埋め戻しに、2回あわせてで2mmくらいの厚さでいれますが、その後は追肥の分量を間違えて、多くあげすぎた時と、5月11月に面を作る時期だけ月2回、その他の時期は月1回。量も0.3mm〜0.5mmで十分で、チッソ施用量をもっとシビアにコントロールすれば、更に少なくてもOKです。
 
 昔は砂の粒系、シルトの比率など案外神経質でした。一般に丸くて粒のそろった砂で、排水が効率が良くなるとかで、1立米が15,000円もする、青森砂の焼いたもの、なんていうのを使ってましたが、少し前は、近所で採れる霞ヶ浦産の、1立米で4,000円の生砂を使っていました。
 シルトも結構入っているんですが、粒と粒の間に隙間を作ろうとするのではなく、団粒化させて、隙間を作ろうとしてますから、石と石をくっつけるのに、シルトも必要になってきます。
 
 「青森産を霞ヶ浦産に変えよう!」と言い出したときも、色々ありました。
「排水が悪くなる」「焼いていない砂だとと悪い菌が入る。雑草が増える」などなど。
 排水に関しては前述のように「団粒化で・・・」という明確なコンセプトがあったので勝算はありました。「雑草が増える」という事に関しては、「焼いた砂を使っているのに、カタビラだらけのグリーン」というのを見たことがありますからm(_ _)m 、余り関係ないだろうと思ってました。
 引っかかっていたのは「悪い菌が増える」という話でしたが、「焼き砂を生砂に変更することで、グリーンの資材費が年200万円安くなるんだから、ダメなら殺菌剤を増やせば良い。」というのがありました。第一200万円の殺菌剤というと、前の年のグリーンの殺菌剤費用の3分の2にあたります。
「そんなに増えるわけないよな〜」ということで、発注ミスを装って、安い生砂を納品してもらっちゃいました( ̄ー ̄)
 良かったか悪かったかというと、それからしばらく生砂を使ってましたから、結果そういうことです。逆に、シルトのある砂の方が、夏場の水管理が楽なような気がしています
 
 トップドレッシングに使う場合は何も問題ありませんが、更新作業の埋め戻しに使う場合だけは、すり込み作業の際の作業性と、中に入る空気の量が多いという面で焼き砂の方が有利なのは明白です。ただ、金額程の差はないような気がします。霞ヶ浦産の生砂を使用していた期間の、グリーンの砂代は年間30円/u弱でした。
 一時期、過去に使った青森砂の層が、ドライスポットのターゲットとなっていました。急激に粒系を変更うすると、こういうことが起こるらしいです。

 それと、粒系には無頓着になってもらってかまいませんがpHだけは気にしてください。できるだけ低いものが良いことは言うまでもありません。高いと表層がドンドンアルカリ化して、余計な出費がかさむようになります。
 
表層のpHの問題。詳しくはのちほど
 
最近の報告

 最近は少し管理予算に余裕が出てきたのと、休場日がなくなって、目砂を散布して、すぐに仕上げてプレーに使えるようにしなければならないのとで、1立米9,000位の焼き砂を使っていますのであしからず。でもやっぱり霞ヶ浦産です(2006.1)
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