[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」

TOPレポートタイトル一覧>ベント芝の施肥管理の話>10月はV型
10月はV型
 
 10月になって、夏前の硬さが戻っていないとするとチョッと問題ですけど、8月下旬から燐酸施用で、横根を応援して、ローラーで気相をつぶす悪循環にはまっていなければ、ほとんどの場合、硬さは戻っている(ハズ)と思います。
 
 最近は秋も暑いですね〜、いつから秋か分からない。「早く更新作業をしないと、冬前に養生が終わらない」というのを心配しなくてはならないのですが、8月の終わりか9月のはじめに無垢刃で突いておいてやれば、表面排水の問題は、多少引き伸ばせます。
 それに、硬さが戻る前=横根が充実する前に、深い穴を開けて、縦根を応援して、縦根スイッチが入ってしまうと、横根はそのままで、結局硬くならずじまいなんていうこともありますから、深目の更新作業は、横根で硬さが戻るまで我慢するべきだと思います。
 
 順当に行けば、この時期に硬さが戻ってきているはずですから、更新作業を入れて、カリの施用を増やして行きます=縦根スイッチに切り替え冬までの時間もないので、多少慌て気味にいかないといけません。窒素も少し増やします。
 春は、縦根の伸長を期待する時期に、窒素を絞るべきだと考えています。その方が、芝は縦根に集中できるからです。冬は夏のように、暑さで根の伸長がとまることがありません。逆に、気温が下がれば下がるほど、外気よりも、土の中の方が暖かいわけなので、縦根の伸長を期待できる期間は、春より秋の方が長くなります。なのでチョッと乱暴ですが、縦根が中途半端な状態のまま、上も作りに行ってしまうわけです。
 上は、寒くなると止まってしまうので、(といっても管理人のところだと、12月の上旬くらいまでは、固形肥料でも色がでますが・・・)秋は縦根より先に上を作ってしまいます。(春は逆ですよ、先に縦根)窒素は今月と11月に年間施用量の30〜50%くらいを突っ込んじゃいます。
 
 更新作業のときに固形の燐酸を入れる人がいます。管理人も昔そういう風に教わったので、そうやっていましたが、最近は、縦根スイッチに切り替えた後に燐酸をたくさん入れることはしません。秋の分としてはすでに手遅れ、というか、この時期に入れた燐酸は、春の横根に効いてくる肥料になります。
 燐酸をたくさん蓄えた葉っぱでの越冬は多少難があって、燐酸/カリ比が高いと、霜害などを多少受けやすくするという印象が強いので、カリで縦根スイッチを入れて、地表より暖かい、深いところで頑張ってもらった方が、ベント芝の負担も軽減されるように思います。その意味でも、冬前の燐酸は控えめがよろしいかと・・・
 
最近の報告

 最近は冬が来るのが遅いんですよね〜、ちょっと前の晩秋施肥というと10月、11月という感じでしたが、最近は11月、12月と言う感じになってきていると思います。
 なんて言ってたら、去年の12月は寒くて、12月に予定していた肥料が今も倉庫の中で泣いていたりして(T_T) ウルウル(2006.2)
Copyright(c) 2003 araken All Rights Reserved