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TOPレポートタイトル一覧>ベント芝の施肥管理の話>6月から窒素減らしてEC注意
6月から窒素減らしてEC注意
 
 すべての土壌に当てはまる訳ではないと思うのですが、気温と湿度が上がってくると、硝酸化成菌の動きが活発になってて、水を掛けてだけで芝がボウボウ伸びるようになります。この傾向は有機肥料を使っていると特に顕著なのかも知れませんが、アメリカにも硝酸抑制剤という資材があるので、有機肥料を使わない場合でも、その傾向はあるのだと思います。
 梅雨時期のベント芝は、地力窒素だけでも、案外刈り屑を出すものなので、「早い時期から、ケミカルな窒素を減らす努力をしていくことで、へんな軟弱徒長を抑えた方が良いだろう」と言うのがあって、6月(早い時期に上ができあがったと判断した場合は5月の中〜下旬)から、芝とクラブハウスの両方の顔色を見ながら、再び窒素の施用量を絞って行きます。
 
 窒素ゼロでよいかと言うと、それはなくて、夏を越すための養分蓄えておいてもらわないと、7月、8月の寝ている間に、ぽっくりいかれてしまいます。本当に顔色を見ながらになります。
 余裕がある場合は、この時期から、窒素をブドウ糖やアミノ酸に変えて、色が足りない分を鉄で補うようにしていますが、この方が結果がついてきます。
 
 土壌の話になってしまうのですが、ECという値があって、モノの本なんかに、芝地は〜1ms/csなんて書いてあります。土壌の話の段でお断りしたとおり、専門外なので、あれこれ言うとまたしかられそうですが、実際のところ、ペンクロスのサンドグリーンだと、EC0.2ms/cmが限界ではないかなという、独自の判断があって、6月に土壌分析を行ってみてこれを越えているような場合は、安全策をとって、6月、7月、8月と硝酸抑制剤のお世話になることにしています。
 ECは硝酸態窒素の量を反映する数値らしいのですが、ECが高いと、夏場ちょっとした乾燥で、濃度障害が出やすいという印象が非常に強くあります。
 
 管理人は実際に「赤焼け」を見たことがないです。師匠に聞くと、管理人が濃度障害だと思っているこの症状を「赤焼けだ!赤焼けだ!」といいます。
 サンドグリーンで、殺菌剤が入っているので、多分「赤焼け」ではないと思っていますが「多分、赤焼けって言うのは、これにに似たような症状なんだろうな〜。」と思っています。
 まあ、そんなことはどうでも良いのですが、この赤焼けだか濃度障害だか分からない症状を出さないようにするためにも、窒素の施用量を早い時期から絞って、ブドウ糖やアミノ酸の施用で、貯蔵養分をなるべく増やしておいてもらうと、秋の目覚めが良いようです。
 
 
 
 
 
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