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なぜ病気が発生するのか?
 
 土壌のところでも話しましたが、病気と言うのは、ある一種類の菌の比率が、すごく増えてしまった時に、発病します。
 「菌相を整えて・・・」とか「微生物フローラが・・・」なんていう話を耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。 当然悪い菌の方が多ければ病気は出やすいんですが変な話、悪い菌も含めて、菌の総数が非常に多い土壌では、病気が出にくいんです。

 一般作物の有機栽培、減農薬栽培の生産者の人たちが、堆肥とか炭を使うのには、その土に住むことのできる、菌の総数を増やすという狙いがあります。 土壌改良に着手した頃、先輩に「ピュアサンドは土ではない」といわれて、水のことにばかりに気が行っていたのですが、後に「ピュアサンドの床は、菌の住める部屋数が、極めて少ない」ということに気がつきました。

 堆肥や炭といった多孔質の投入は、マンションの増築みたいなものです。

 増築しても、ガラの悪い人が、たくさん住み着いてしまうと、このマンションは、一般人が近づけないような、おっかないマンションになって、そのうち無法かしてしまうかも知れません。 同様に芝生の床土というマンションも、管理人が目を光らせていないと、やっぱり無法化してしまうかも知れません。

 せっかく増築したら、なるべく品行方正な人に、すんでもらいたいですよね?

 住民の整理には、殺菌剤が一番簡単なのですが、更新、目砂、施肥などのチョッとした工夫で、案外減らせることも多いので、そっち方面からのアプローチということで少し・・・
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