| TOP>レポート>タイトル一覧>病害発生抑制の話>酸性肥料の話 | ||||||||
|
||||||||
|
酸性肥料の話
元肥として完熟堆肥やボカシ肥料をドカッと入れた後は、追肥は単肥を水で溶かして施用しています。
このとき
■硫酸アンモニウム(硫安)硫酸カリウム(硫加)硫酸第一鉄(一鉄)のような、硫酸根付きの肥料。
■塩加アンモニウム(塩安)、塩加カリウム(塩加)のような塩酸根付きの肥料。
■燐酸第一カリウム(一カリ)のような酸性の肥料
を使う頻度を高くするようにしています。
上に書いたような肥料は、8月のカンカン照りの時には使いにくいし、上を作りたい時期、一度に1g/uの窒素成分を散布しようと思ったときなども、硫安や塩安だと、希釈液の濃度が濃くなりすぎて使いにくい、と言うのがあるのですが、チャンスを見計らってなるべく、酸性の希釈液を施用するようにしています。
管理人の所の場合、そういう傾向はないのですが、土壌のpHというのは、梅雨あたりから、高くなる(アルカリに振れる)傾向が強いのだそうなので、特に6月、7月は酸性に振る意識を強く持つようにしています。7月はカンカン照りになる日もあるので、尿素の葉面散布の方が安心なのですが、根や天気と相談しながら、できるだけ硫安や塩加を入れるようにしています。
ただ、希釈液であげる場合、肥料の量としては、極めて微量ですので、いつまでもpHを酸性に振ろうとしてくれるわけではありません。良いとこ2日とか3日だと思います。
例えば、硫黄フロアブルなんていう殺菌剤もあるくらいなので、硫安の硫黄でも多少なり似たような効果があると言えます。水に溶かさないで施用する方もいるようですが、これは試験中なので、またの機会にでも・・・
管理人は腐食酸肥料も好きです。「pH高いですよね?」と聞かれたことがありますが、実際袋に入っている時のpHは高いです。ただ、良質な腐食酸カリ肥料の場合、カリの吸収が、硫加とか、塩加より、良いような気がします。カリが吸われてしまった後は、腐食酸だけ残るので、そうなった後は、酸性なんですよ。pH6以下になると思いました。
腐食酸燐酸とか腐食酸苦土なんていうのもありますが、燐酸や苦土だと使用時期が限られるし、量的にもカリほど使えませんから、芝生には使う腐食酸肥料としては、腐食酸カリがベストと考えています。
腐食酸というのは、堆肥にも含まれているものなのですが、フミン酸とかフルボ酸とか言われるやつで、ゆるーくサッチ分解効果もあります。
肥料ではありませんが、クエン酸も結構良く使います。腐植酸もクエン酸も、土に引っ付いた塩基をはがして、芝に吸わせてくれます。この動きも、非常に重視しています。もとも酸性ですが、土に引っ付いている塩基をはがして、芝に吸わせるこでで、さらに少し酸性に振ってくれます。土に引っ付いた塩基をはがして、芝に吸わせるという作用の、費用対効果と製品の安定性から考えると、「クエン酸が一番良いかな?」と思います。
|
||||||||
|
|
|
||||||
|
||||||||
| Copyright(c) 2003 araken All Rights Reserved | ||||||||