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フェアリーリングの突っ込んだ話
 
 なぜ完熟堆肥の入った土壌で、少量の殺菌剤散布があれば、キノコの発生が無かったのか、良く考えてみました。最近の防除方法に関しては良く知らないのですが、昔だと、出てしまったフェアリーリングにグ、ラステン水和剤1000倍で10リッター散布、コレをキノコ臭が消えるまで2〜3回繰り返していました。
 前の方で「殺菌剤を散布すると、悪い菌はもちろん死にますが、良い菌も死んでしまいます。」と言う話を書きましたが、グラステン水和剤1000倍の10リッター×2〜3回もやると、良い菌もかなりの数死んでしまうんでしょう。翌春のサッチが凄く分厚くなって、キノコの発生を助長してしまう感じがありました。
 試したことがないのでなんともいえませんが、殺菌剤の量以外全く同じ方法で管理した2枚のグリーンを比べたら、殺菌剤の量が多いグリーンの方が、B/F値が低く、サッチも厚くなるはずです。

 色々な菌をバランス良く土の中で育てるには、多孔質と微生物がポイントですから、コレまで何度か書いたとおり、完熟堆肥の放線菌優先という微生物資材としての側面、多孔質としての側面により、菌相が豊かになることで、フェアリーリングの原因菌の比率が下がるため、従来考えている量よりも少ない量の殺菌剤で発生が抑制できるのだろうという程度に考えていましたが・・・

 「乾燥が先か?キノコが先か?」と書いたら、「乾燥が先は無いでしょう?」と突っ込まれたことがありますが、よくよく考えれば考えるほど、どちらが先か分からなくなってきてしまいました。なぜかと言うと、フェアリーリングの菌は、乾燥と高温に非常に強い菌だからです。

 完熟堆肥は、そのCECの高さから、保肥保水改良にも有効な土壌改良剤です。 完熟堆肥入った土壌とピュアサンドの土壌を比べると、ピュアサンドの土壌の方が乾燥するのが速いことは簡単に想像が付くと思いますが、乾燥が速い分、乾燥に弱い菌の数が少なくなるというのは、アリアリだと思います。
 それで夏場なので、乾燥した後散水の繰り返し。
 乾湿を繰り返すわけですが、乾燥と高温で死んでしまった菌の住んでいたところに、乾燥と高温に強い菌が増えるというのは、凄くありうる話です。
 そして湿り気をもらった時にキノコを出す。
 なんて話を聞くとどちらが先か分からなくなるでしょうα~ (ー.ー") ンーー

 乾燥の度合いの激しいマウンド部などに集中して発生した、フェアリーリングは、乾燥が先で、フェアリーリングの菌の割合が増えちゃったのかも知れません。案外、こまめな手散水で極度の乾燥状態に陥ることを防いでやれば、「他の部分と同じくらいしか発生しないのでは?」と思います。
 「んなもん水かけとけっ!」って言われたこともありましたので(^▽^笑) 
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