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夏場の水管理B
 
 まとまった量のスポット散水も極めて緊急の場合は仕方ないところですが、スプリンクラーの故障以外、そういう状況はめったにないです。床の浅い部分が水を持ったまま、お昼を越すようなやり方は、最も危険な方法で、きちんと硝酸化成抑制されている土壌限定の方法です。
 下の濡れ具合を見ながら、空気が入っているスペースを残して散水するというイメージが大事で、下に空気のスペースが足りなくなるくらいの水があるのに、暑かったから、水で冷やそうなんて、毎日ジャバジャバ水を掛ける方も中にはいらっしゃいますが、下がよく濡れた状態で、たとえば毎日5mmの散水をしたところで、せいぜい2mmくらいしか有効ではないんです。
 そんな時は葉水(シリンジングもどき)で十分というか葉水を反復して気化熱を使った方が地温を下げるのは簡単です。井戸なら良いですが、買った水を使っているようなコースでは水道代も馬鹿になりません。第一、毎日ジャバジャバかけていると根っこが息をする暇がなくってしまいます。

 それでも、葉水ばかりだと、表層のEC、塩基飽和度が上がってきてしまうので、週に1〜2回15mmくらいのまとまった散水をしてやります。たまに水の入れ替えをするイメージで散水し、これと葉水(シリンジングもどき)をミックスして、ドーン パッ パッ ドーン パッ パッと散水すると、根の上がり方も少ないです。
 以前の管理人のところがそうでしたが、まじりっ気なしのピュアサンドで、CECが3くらいのグリーンだと、保水力も低くて、朝かけても夕方には上から10センチ乾いてしまうなんていう場合もあります。もちろん、そんな床なら早朝に散水しても問題ないでしょうけど、気温が高くなる時間に空気が多くなるように、というイメージを持って散水のプログラムを組むことは非常に重要です。

 2004年に読んだアメリカの本には、「夕方散水して、日暮れまでに表面が乾くようなプログラムが良いので、4時〜6時がゴールデンタイムだ」見たいなことも書いてありました。最も湿度の関係もあると思いますけど・・・

 余談ですが・・・「酸性肥料で病害抑制は良いけれど、硫黄でECが上がるのが怖いし、硫安による窒素施用は何月何日まで?」などと言うのも考えながら、毎年7月頃の施肥を組んでいます。
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